精神障害による労災認定1,055件/厚労省「2024年度・過労死等の労災補償状況」 

厚生労働省は25日、2024年度「過労死等の労災補償状況」を公表した。業務上の心理的負荷による精神障害での支給決定件数は、1,055件(前年度比172件増)。発病の原因となった「出来事」では、2020年改正認定基準で追加された「パワーハラスメント」が224件で最多、次いで「仕事内容・仕事量の大きな変化を生じさせる出来事」119件、「顧客や取引先、施設利用者等からの著しい迷惑行為」108件など。時間外労働時間別では1カ月平均「100時間以上~120時間未満」74件が最多、次いで「40時間以上~60時間未満」70件など。業務上の過重な負荷による脳血管・心臓疾患での労災認定件数は、241件(前年度比25件増)時間外労働時間別では1か月「100時間以上~120時間未満」18件が最多。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59039.html
▽精神障害に関する補償状況
https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/001276199.pdf
▽脳血管・心臓疾患に関する補償状況
https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/001508121.pdf

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